ニッポンの良い話


トヨタといえば、先週末からはこのニュースが大きく走っていた@カナダ。


Toyota to invest $800M in new Ontario plant
Last Updated Thu, 30 Jun 2005 21:46:24 EDT
http://www.cbc.ca/story/business/national/2005/06/30/toyota-050630.html



トヨタが現在稼働しているケンブリッジ以外に新しい工場を作るらしい。これによって1300の雇用と、その他関連をあわせて数千の職を作るだろうといわれている。当然歓迎。

"Twenty years ago, Toyota management made two profound decisions: We decided to make a sweeping commitment to manufacturing in North America, and we decided that Canada would be a core part of that commitment," Toyota president Katsuaki Watanabe said in a videotaped message.


いい決断だったっていいのじゃないでしょうか。オンタリオ州の雇用環境に寄与し続けているわけで、やっぱり製造業って長期的でしっかりした関係を人々との間で築くことができるツールだなとしみじみ思った。別に「トヨタ」=日本ではないし、私はトヨタに何か貢献しているわけでもないので、私の話として喜ぶとはいえないような気もするものの、トヨタに関する話しを誇らしげにあるいは喜ばしげに私に向かってわざわざ語る人に出会うと、私はやっぱりうれしい。[7/3文字化け修正のためリタイプ]


今やってるトロントダウンタウンのジャズ・フェスティバルでもスポンサーになっているのかレクサスを展示していた。ロイ・トンプソンでもそうだし、もうすっかり地元の大きな会社だ。


まったくまとまりがないが、上からの続きでちょっと思ったことをいえば、こうやって各国でそれなりにかそれ以上にうまくいっている、日本人が聞いたらやっぱりうれしい話を、日本の新聞というのはマメに追っていないかもしれない(おいきれんってのもあるが)。ことに普通の新聞で。日経とかで数字は押さえられるけど。で、その代わりに、悪い話になったら大騒ぎをする。今さらなんだが、こういうのも、考えてみれば不健康な話だったなと思う。