ツンデル、カナダから追放


Zundel abandons deportation fight
http://www.canada.com/national/nationalpost/news/toronto/story.html?id=787425d6-52de-417a-b1b4-a8cd0e3e8337&page=2


ちょっとこう、なかなか言いづらい話ではあるのだが、今現在日本のネット環境および紙面では、例のNHKと朝日問題または、バウネット問題、または慰安婦問題を題材にして、「言論の自由」は何がなんでも守られるべきだ、のみならず、その自由の結果としての表現の自由も守られるべきであると主張され、そのうえ、ある特定の番組が電波媒体の特定の枠を当然占めるべきであるとの根拠をもまた、それら言論、表現の自由、ないしは政治的、思想的、心情的自由に求められている、などという状況がなにほどか茶番に見える、ってな話ではあると思う。

こっちはホントの「裁判」だったわけだし。


でもってカナダは国外にて逮捕の恐れが重々にある人を追放するという措置を取ったわけで、これはこれで地道に余波があるのではないかと想像。知識のある人でずっぽりカナダ人って人(移民してきた人とかじゃなくて)たちが、私が想像していたよりもずっとこれらの経緯をよく知っているというのはかなり、かなり、なんてーかかんてーかだと時々思う。