9.11報告??警鐘を生かせるのか

と朝日の結論を社説で代表させてもらっておこう。
http://www.asahi.com/paper/editorial20040724.html

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なぜ犯行を防げなかったのか。米政府が兆候を見逃し続け、十分な警戒態勢をとらなかったからだ。米国の独立調査委員会がそう結論づけた。

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報告書を素直に取ればそういうことなんだろうけど、そうではなくて、防げなかったではなくて防がなかった、だから十分そこに怪しい人はいるな、と読んでいる人もおおおおおおぜいいる@北米だと思われます。朝日の社説だけ読んでたら、第三者委員会にこういうことをやらせた米国はすばらしいで終わりそうなので、一応そんな感触はしないんだけどなの私の感覚を対比的にのべておく。記録ね。

なんつったって今日実はこのけんで私は4時間ぐらい、この本の結論がどうなっているのかもう知りたくて知りたくて仕方がなかった。なぜなら、だからさ、レポートが言うようにわかっててもそのままにしてたわけじゃん。まったくもうボーンアゲイン・クリスチャンってか、冗談じゃねーぜ、なんてことをある友人が言ったから。

私は、ええ、ちょっと待って、そんな結論なの、あの本、と言った。すると、そうだよ、ってこのおっちゃんは言う。私は夕べその話しを長々とテレビが特集してたのは知ってたんだが相肉電話中で目だけ追ってて、その後仕事してたので話しがわからなかった。で、だけどまさかそんな馬鹿な、でもこの人は基本的に白人の、どっちかっつーと比較的ムスリム嫌いのクリスチャンばりばり、どちらかというとアメリカ的なカナダこそ結構と考えていた人だった、少なくとも何か月か前は。じゃあどう考えりゃいいんだ?と私は頭がとっちらかっていた。で、家に帰ってきてネットを検索したりサマリー風記事を読んだりしたけど、まぁ彼の言う通りではなかったよね(笑)。そんなことがあったら、世界中上を下をの大騒ぎだろう、朝から、ではあったのだ。

だけどここからわかることは(あまりにもささやかな例だが)、大本営発表を鵜呑みにする有り難い信者さんの数は徐々に減っているのではあるまいかということ。つーか、減ってるだろう。で、そのきっかけも、別に陰謀論に与するなんてことだけではなくて、また、アメリカのやっていることはいつでも酷い的なボビー的なちょっとはしょり過ぎの見解からでもなく、むしろ正面からのニュースを頭の程度が悪くはない人がちゃんと聞けば聞く程、だんだんもう耐えられなくなってきたとうことなのじゃないかと思う。