朝日新聞

カナダ総選挙、与党の自由党が第1党維持も過半数割れ
http://www.asahi.com/international/update/0629/007.html

ちゃんとしてます。
ただ、私としては今ようやく気がついたことがひとつ。

日本から見た場合には、去年アメリカにさからったリベラルがどうなるのか、きっとそんなに支持されないんじゃないか、とここに波乱を予想しているわけね。だから、すべて、過半数割れか否かを見出しにもってきて、で、ある種の信任投票を期待していた、と。

でも読売は攘夷派だからガイコクに興味ないらしいし(笑)、素直に、ま、あんまり考えなくちゃんと状況をなぞった。

一方で、朝日には「トゲ」がある。

「仏語圏ケベック州で分権を主張するケベック連合が大きく議席数を伸ばした。」
ケベック連合は93年選挙に並ぶ議席を獲得。この勢いを背景に、「州の利益に反する連邦政府の政策には協力しない」と宣言している。」

分裂を示唆してくれている。そしてこれはかなり深い読みだ。

なぜなら、ケベックが分裂傾向にあるとはすなわち大マジョリティになりやすいリベラルが沈む時で、そうなら必ず保守も延びる、その意味でケベックと保守はある種の共闘しないパートナー的だったりもするから。

私が陰謀論者なら、2月のリベラルのケベックでの不正支出スキャンダルは、ケベックをリベラルから外すためのものだったのか、少なくとも意図はどうあれそうなった、と書きたいのだが、と夕べ考えていたけど、朝日さん代弁ありがとうでした(^.^;;。