アルカイダの拡大も結構忙しい
マドリッドの爆発のアルカイダ関連容疑者は、カサブランカや911の容疑者と関係がある、のじゃないのか、だそうだ。
Madrid suspect linked to Casablanca, 9/11 bombers
アルカイダというのは、しかしそうすると、各地で単独に存在していた、イスラム過激派もしくは、それぞれの地域の少数民族独立派のうちの過激派とかそういうのを、ぜ〜んぶ総称した名前になっていくのだろうか。
まつろわぬもの連合軍とか、そういう感じになっていくんだろうか。
そうであるなら、アフガニスタンなんかのビン・ラデンにほど近い人びと、はっきり言って頭が中世的部族共同体以上にはいかない、それでいい、それで何が悪いんですか、ええ?? のまんま、の人びとが、アルカイダじゃない、といっていることがあるのは、正しいのかもしれない。
そんなインターナショナルな、そんなハイカラな人たちと関係するのは難しそうだもの、実際。
しかし、大きく「上」から網をかけた時、ぜんぶアルカイダと呼ぶ、と上が決めればそれはアルカイダだ、的なりゆきが今のご時世ともいえる。
で、この図は、限りなくムスリムと同価になるわけだから、そうすると、どこの組織にもただのいっぺんもカウントされたことのないムスリムの人も、オレは疑われてるのかぁ!とここで反抗心がactivateされる。
2001年の時、結局こうなんじゃないのかと考えた人もいたけど、その後それを放置したために、今はもう炎症を起しているといった感じだろうか。
それにしても、私は、写真を信じないぞ。
去年カナダに帰ってきたマハー・アラーさんは、1年間ずっと確実に「テロリスト風」の顔が出回ってたのに、帰ってきて動いているにーちゃんを見たら、けっこうかわいい、どっちかっていうと色白、ってか、かなりコケイジアン的な、どっちかっていわずとも優男だった。写真なんて選び放題だもんな、としみじみ思った。