2004/03/08 (月) アルカイダの舞台裏は結構忙しい

先週後半、いろんな会合に顔を出したりが続いて疲れていてニュースもろくに見てなかった。

すると、Khadrが、CIAのエージェントだったと宣言してた。

前に、萬晩報さんで、プロジェクト「アルカイダ」舞台裏一幕
http://www.yorozubp.com/0311/031121.htm

を書いた。これはアラーさんというかわいいにいちゃんとシリアの話。翌月また若いにいちゃんがカナダに帰ってきた。アルカイダのキャンプで訓練を受けた、けどアルカイダには関係ない、という話だった。しかし、どうも経緯がはっきり
しなかった。

再度掲載されることを目指して書いたけどボツになった私の原稿は、

しかし実際には、問題は山積したままだ。

一つは、12月4日に、Khadrの弁護士が、脅迫されているとしてテロに関わるすべてのケースから降りると宣言していること。4) 彼は他にも類似ケースを抱えているベテランの弁護士だが、問題はここが「コロンビアになっている」ことだ
と、法が意味をなしていないことを泣かんばかりに訴える結末となった(詳細は明らかになっていない)。

もう一つは、なぜカナダ大使館は彼を拒否したのか。旅券がないから来たという若い男を書類がないならカナダには関係ないとして警備員が追い返すというのは、バカバカしいようだがある程度わからなくもない。が、7月からトロントに帰
り つくまでの時間は4か月と長い。まだ何か明らかにされていないことがあるので はないかと考えるのには十分な長さだ。だから、7月にカナダ政府はKhadrの解 放を知らされていたのではないかという説もある。であれば、カナダ政府は
彼を 拒んでいたということになるだろう。また、その間に彼の父と兄が亡くなってい るのは偶然なのだろうか?

そうしたら、その間、CIAの資金でグアンタナモで他の容疑者見張りのお仕事をしていたらしい。

http://www.cbc.ca/stories/2004/03/04/canada/
khadr_reax040304

ってことは降りた弁護士はアメリカの関与を知ってたのか?彼がそうまでして怯える理由があるのなら、このケースはこれで終?閧ナはない、 は明らかだった。

しかし、で、これで終わりなのかな?

個人的には、このにいちゃん、身体は頑丈そうだけど精神的にタフそうじゃなくて、 あちこちで使われてまくっている人という気がするんだなぁ、どうも。それが気掛か り。

もう一回原稿書き直そう。