完全に閑話休題


というか、緩和及第せず、みたいな感じだが、伝えられているところから見るに、民主党の劣化ぶりはいったいどこまで行くの?


民主党ガセメールの新たな疑問
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200602202354.html


疑惑を解明するどころか、自分たちが何を言い出すかわからない疑惑集団になってると思う。何がしたいんだ?


いや、まじで。何がしたいんだろう? 毎日新聞が妙な庇立てをしている風なのは一応記憶しておこう。


根本的に、私は時系列で追ってなかったので自分が誤解している、何か重要なところを見過ごしているという懸念はあるのだが、もし、

「その結果、送受信者のアドレスやメールソフトのバージョン情報の一部が不明で「現段階では疑念を抱かれても仕方ない。メールの真偽の議論はやめる必要がある」(党幹部)と判断。」
民主党が判断しているなら、

野田佳彦国対委員長もこの後の記者会見で「一番探らなければならないのは金のやりとりで、その議論に持っていきたい。武部氏、堀江被告周辺には疑惑が生まれてきている」と指摘した。

http://www.sankei.co.jp/news/060221/sei048.htm



なんでこう来ていいの? これがわからない。私がA氏に叩かれたという証拠だと一枚の写真を見せたがその写真は真偽が怪しかった。この場合、別に叩かれたと推断される材料がない限り(証言だとしても)、事件があった可能性に入っていけないのじゃまいか? 金のやり取りが(自民党と)あった、という確証をどこに置いてこの野田氏は語っているの? いや、ないという「雰囲気」はないにしてもさ、疑うからには相応の理由付けが必要なんじゃまいか?  なぜ? なんなのこれ? そういうわけで、2チャンネルでも見てくる。



読んできたが特に私の間違いってこともないようなのでこのまま続けるとして、永田メールが駄目だった場合、

 展開次第では、小泉首相民主党前原誠司代表の責任問題に発展する可能性は大。22日の党首討論が注目されるが、前原氏は「中身についてはお楽しみにしていてほしい」と強気に話している。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/02/21/02.html


そうじゃないでしょう、スポニチ。責任問題といった抽象的な(そして最後の)決着ではなく、永田氏に対して武部氏なりご子息なりが名誉を毀損されたことをもって訴えるという方向も考えられるのじゃないの? そうしたら、そのメールがどうやってそこにあることになったかもわかるわけだから、国民の利益にもなる。そしてこっちの件は、もし永田メールに最終的な信ぴょう性、またはたとえ誤りだとしても(誤ったぐらいでは獄に入らないから(笑)、そう判断せざるを得なかった相当の事情が認められない場合、つまり国政の審査権を使うことをちらつかせるに十分に足りる理由がなかった場合には、すでに訴えるための事情は成立している。
 自民党が一杯一杯まで引いてそういう戦法に出る、とかだったらどうすんざましょ、民主党など思うわけだがどんなもんだろう。



資金提供の解明に重心=野田国対委員長「心証、間違いなくクロ」−民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000098-jij-pol


99%、ブッシュも心証はクロでイラク爆撃に及んだんだと思う。どう思う、野田さん?など言いたいものがある。情けない。


しかしそれ以上にこれは重要なリマークス。こう吐露してしまった以上、仮に永田メールの信用が獲得されたとしても、民主党は実際には証拠など何もなく国政調査権の発動を求めていた、つまり、なんら疑惑が特定されていないのに他人様の口座を見せろと騒いでいたという件は確定される。この人は議員でよかったね。会社経営とかしてたら危なくて任せていられない。


と、私の心情としては情けないの一言だが、しかし、冷静に考えれば、誰が民主をはめているのかという問いをマジで考えるべきなのかもなぁ。なんか、いい加減おかしすぎだろう。ずーーっとではあるにせよ。