なにがなんでもポーランド

あんたよく夜中起きてるよね、と尋ねられる。だったら、朝起こしてくんない?と。法王様のお葬式はカナダ時間の朝3時30分からCBCで放送。時間を間違えてはいけないと思って今チェックした。
http://www.cbc.ca/popefuneral/


葬儀自体はヨーロッパ時間で8時だからその前に何事かカナダのメインキャスターたるピーター・マンズブリッジ報じることになるのだろう。そうです、カナダ国営放送の夜のニュースの看板キャスターが飛んでいるし、首相も飛んでる。その間に首相が首相の地位を飛ばされそうな勢いで今日は議会が紛糾していたが。


法王の遺書が公開され、2000年には退位を考えていたことがわかったというのがニュースになっていた。しかしそんなことよりも私としては、へぇ〜だったのはこれ。

遺書はポーランド語で15ページにわたって書かれ、イタリア語の翻訳と共に公表された。冒頭の部分は79年3月付で、法王即位に伴い、秘書に所有物の処分を指示する内容。最も長いのは00年3月、80歳を目前にした時期の記述だ。「教会を次の千年紀へ導くことが私の使命だった」として、同年を機に退位する可能性に言及している。パーキンソン病などで体力の衰えが目立ち始めた法王は、さらに「母国ポーランドでの葬儀を希望する」ともつづった。これについては後日、枢機卿会議に一任するとの立場に転じていた。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200504080001.html



ポーランド葬儀を希望している云々という噂は聞いていたがほんとだったのか。


で、もっとびっくりなのが、

ヨハネ・パウロ2世が福者(聖人の前の段階)に列せられた後、法王の「心臓」がポーランド国内に埋葬される可能性がある、と述べた。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200504060015.html

一方、ローマ法王庁は、ヨハネ・パウロ2世がバチカン以外への埋葬を指示していなかったと指摘。ナバロ報道官は、「法王の意思を示すものが残っていない限り、バチカン内へ埋葬される」と話している。


ここまでポーランドポーランドと来られてはポーランド人たちが黙っていられるわけはない。未確認情報によれば、ポーランドからローマに向かった人は200万人ぐらいじゃないかという話。ほんとかよ??? ポーランドって人口3000万かそこらだから、成人人口が仮に半分として、7.5人に1人がおでかけか? そんなのありなのか?

そういうわけで、とりあえず私は仕事だ、仕事。


<続>
いくらなんでも200万はなかろう。ただどこもだいたい、tens of thousandsと・・・これは数万ということになるのかな。でもそれはそれで少ない気がする。でもって、ポーランド人は北米中にいるから、ポーランド系イタリア、フランス、ドイツなどなど人になったらすんごいことになるのだろう、やはし。


隣近所だからなのか、このドイツの記事がポーランドの現在の雰囲気について詳しい。
Poland Mourns National Hero
http://www.dw-world.de/dw/article/0,1564,1544733_0,00.html