フランス版定義「完全な国際社会の一員」

対中武器禁輸解除を・仏国防相
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050204AT2M0400604022005.html

アリヨマリ仏国防相は3日講演し、対中武器禁輸を「解除すべきだ」と改めて仏政府の立場を強調した。「中国は外交、政治、経済のあらゆる面で完全に国際社会の一員になろうとしており、不信感を示す禁輸措置は好ましくない」と指摘。解除しても「危険な武器の厳格な輸出制限が可能」との考えを示した。


ということは、日本はあらゆる面で完全に国際社会の一員になろうとしており、不信感を示す武器不所持措置は好ましくない、などと読むべきなんだろうかね。


ま、なんつーか何が起こる可能性があるかなどまったく考えていないか、でなければ戦火大好きと宣言しているも等しい。フランスだからなぁとあまり驚かないが。


長い目で見たらまた援蒋ルート仕掛けられんのかなぁと、考えたくもないが考えないとならない雲行きなのか。ということは、トラップにかかってはいかん、こそ国是にしないと。


でもって、非常に疑問に思うのは、日本の中で日本軍の軍靴の音がと騒ぐ人はとても多いのだが、それらの人々が外回りに気を払っている気配は絶えてない。どういうことだろうか。そこだけ他国は他国か? しかし平和国家とは他国との平和を維持する国家であって自分だけ自滅して涅槃寂静を目指すというものではないだろうと私は思うんだが。すなわち、ものすごい外交達者揃いじゃないと維持できないし、ボヤに石油持って行きましょうか?という申し出を断固断る強権も必要になる。さて、フランスになんて抗議したものか。