Paris 1919: 世界を変えた6か月間
1919という数字で何を思いだすといってこのあたりの人、あるいは少なからぬヨーロッパ人にとってはこれは第一次世界大戦が終った年として記憶されているのではなかろうか。
この本は一昨年に出てその後昨年のはじめまでかなり読まれていたいわゆるベストセラー。今現在の歴史の枠組みはここからはじまっているのだという密かな、しかしながら確固たる認識を持つ人びとが多かったからこそこういう本が売れたのだろうと思う。ちなみに著者のマクミランはロイドジョージの曾孫。そうだそうだ、別宮暖郎氏のファンの方などは興味をもたれるのではないかと思う。
Paris 1919: Six Months That Changed the World
- 作者: Margaret MacMillan,Richard Holbrooke
- 出版社/メーカー: Random House
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (1件) を見る