それぞれの意図

2005/02/23 のBlog
神栖町井戸水砒素汚染問題で浮かぶ「事実関係照合の拙さ」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/15765?YEAR=2005&MONTH=2&DAY=24


茨城県神栖町の地下水汚染で、原因は旧日本軍の毒ガス原料と見られるといわれていたものが、もしかして違うかも、という記事を「そもそも無題ですが何か?(仮題)さんが丁寧にクリップされていた(23日)。


この事件の報道は一昨年の暮れぐらいに読んだ記憶がある。そんなことあるのかぁと驚きつつ、この場所ドライブで通ったところだなとかいろいろ思い出していたのでとても記憶にあった。

旧軍なんて古い話じゃなくて、「ヒ素含む塊、近年埋設? 茨城・神栖町(朝日新聞:社会)」という話になっている模様。なんなんだ、それ、だ。

 ビジネスとしての「田嶋陽子」


田嶋陽子」の拉致発言に激怒した「三宅久之
http://www.zasshi.com/ZASSHI_SOKUHOU/data/syuukanshinchou.html



この問題は、新潮はこんな見出しにしてるし、発話者が田嶋氏であるために色物扱いされているところもあるんだろうけど、実はものすごい問題だと私は頭を抱えてる。


リベラルって言葉が、じり貧で信用を失うとしたらこのへんの問題に対して、リベラルを任じる知識人からの適切な、あるいは過剰なでも、反応がないことが最大の原因だと私は思う。無法というか、アナーキズムもリベラルのうちと認めるのか否かみたいな感じ。


リベラル残って社会ばらばらになるような事態は基本的にはリベラルが取り得る範囲を逸脱していると私は考えるので、私はまったくこの田嶋氏の言辞を批判するし、一時とはいえ公党の党首であった人の発言なんだから、彼女にはしかるべく釈明する責任もあると思う。それは別に反日なんて理由ではない。法と正義をどう考えるのかという問題だすよ。[捕捉:個人Aの犯罪が個人Aの属するとみなされる集団の過去の経験によって酌量されるのか。であればその理由はどういうものか。ということ。]


[捕捉2: 拉致問題北朝鮮という外地に連れ去られる前の国内での経緯に対して国内法でその誘拐企画をまず立件すべきだったのではないのか。そうすればそれがどんなことなのか具体的に人々に了解されたはずだ。]


あああ、我慢できない。バカバカ、もうめちゃくちゃにバカ。でもこれが燃料になってるんだからまぁいいのかなとかも思う。


さっきカナダ在住の日本人に事の顛末を説明したら、しばしばの沈黙の後、その人、どういう理由というか事情でそんなこと言ってるんですかとまじまじと尋ねられた。尋ねられてはじめて、そうだよなぁ、商売ででもなかったらこんなバカなこと言えないよなと思った。彼女にとって彼女の姿勢とはビジネスなんだな、つまり。実際それで食ってるわけだし。


参照
田嶋牛の放牧場で見たもの。
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/e/663fcaf125e36c5bb9934caa82dc16ee