波立つ

Bush Voices Concern on Plan to Lift China Arms Embargo
http://www.nytimes.com/2005/02/22/international/europe/22cnd-prexy.html?hp&ex=1109134800&en=e3f89a990d275c56&ei=5094&partner=homepage

RUSSELS, Feb. 22 - President Bush said today that there was "deep concern" in the United States that if the European Union lifts an arms embargo against China it would change the balance of relations between China and Taiwan, but he said he was still willing to listen to European views on the issue.

米大統領、対中武器輸出に懸念 NATO首脳会議
http://www.asahi.com/international/update/0222/007.html

対中武器禁輸の解除問題については、ブッシュ大統領は「シラク仏大統領、ブレア英首相との会談でも話した」と述べ、武器の輸出が技術の移転につながり、中国と台湾の軍事バランスに影響するとの懸念を改めて表明。「オープンな対話ができ、建設的だった」と述べ、欧州側と対話を継続する考えを示した。

Chirac defies Bush on China arms
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4288067.stm


シラクは反対、と。

 太平洋の波

豪、自衛隊警備でイラクに追加部隊=小泉首相の要請受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000962-jij-int


オージー、どうぞよろしく。それはともかく方向性として明快。


こっちはほぉ。。


台湾独立阻止の法案、中国が日本に異例の事前説明
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050222id29.htm


反国家分裂法案」について理解を求めるためチャイナが、日本に事前説明をしに人を派遣した。

中国が自国の法律案について事前に日本に説明するのは極めて異例なことだ。孫氏は22日、外務省で谷内正太郎外務次官と会談し、「台湾の独立には領土保全の観点から、非平和的手段の行使も排除しないが、それを目的とする武力攻撃法のようなものでは決してない」と強調した。

どうしたのだと言いたい感じもある。

 はじめてのおつかい

お詫び

この項は、Soredaがニュースを根本的に誤解していたために、
項の論旨自体が成り立ちません。したがって取り消します。
お詫びして訂正というより取り消している状況は一応一時的
なもので、なにがどうまちがったのか後で訂正を出そうとい
う意図からです。(2/25)



<訂正および言い訳>
カナダがアメリカのミサイル防衛構想に入るか否かという問題がこのところカナダを賑わしていた(ずっとだが。そして24日には決着がついている)。

そこで、もうカナダは事実上その防衛構想に入ってるんだ、との発言が「大使」という職責の人からあった。
それを、私は、アメリカからのカナダへの大使(駐カナダアメリカ大使)の発言と勘違いした。実際は、カナダのアメリカへの大使(駐米カナダ大使)だった。

つまり、事態はカナダの大使が議論を沸騰させるようなことを言った、だったのに、Soredaはアメリカの大使が沸騰させるようなことを言ったと考えた。


元記事はこれ。
Canada already 'part of' missile defence: McKenna
http://www.cbc.ca/story/canada/national/2005/02/22/mckenna-missile050222.html


どうしてそんなことをふっと考えてしまったのか今となってはわからないし、なんでそこでちゃんと記事を読まなかったのか、読んでいったらつじつまがあわないことはすぐにわかったはずなのにと今となっては先に立たない後悔をしております。

しかも、そのうえ、その確認もしていない事態に対して、先例を持ってきて面白がり、その面白がった話の結果が「はじめてのおつかい」というタイトルでした。こんな具合に我田引水してしまったのは、アメリカからカナダに仕事に来る人々が、なんとなくカナダをなめてというか、あののんきな奴ら、みたいな調子で入ってきては、意外とハードコアな反米ではないが反軍備、小国といえども意気高し、の反撃にあって、あれ?と思って帰っていくようなことがままあり、この話もまたそれなのか、と見えたことが理由です。

また、2003年3月にカナダがイラクでの戦争に行かないと決めた時には、実際、駐カナダのアメリカ大使が、「アメリカ人は怒ってんだよ」とよたった発言をかまし、それは大使という職分を超えている、または反している、そのごう慢さはなんだ、との大騒ぎになった経緯がありました。

粗忽にも私は、あ、またかと思ったわけです。

そのうえで、大使といえばお国のお使いなのだから、カナダ人の反撃にあって、ここではじめて他国、他者に出会うような体験をしているのかもね、とのつもりで「はじめてのおつかい」なるタイトルを付けておりました。

しかしこれは上述した通り、まったくの誤りでした。部分的に訂正しても回復の仕様がないのでエントリー全体を取り下げます。


まずは駐カナダアメリカ大使、ごめんなさい。間接的ながらもアメリカ人、ごめんね、「この件は」ぬれぎぬでした、まったく。

読まれた方にいつにもましてアメリカ人が嫌いになったりした人がいないことを祈ります。誤報すみませんでした。


最後に、prasinosさん、本当にありがとうございました。チェックが入らなかったら、誤りに気付くこともずっと遅かったものと思えます(コメント欄に書いたように、あれおかしいなとは思っていたんですが、あのままだったら暇ができるまで放置したでしょう)。またどうぞよろしくお願いします。(2/28)