2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 高度分断政策:和魂洋才

補足。大雑把には先の見通しを変更しないが、補足として、経済は倫理だとして、その倫理が異なるのだから日本は欧米型と交わらずとも良いとも考えられる。しかしここが問題なのは、誰でも知っている通り世界中からモノを買わねば生きてさえいけず、モノを売…

根本的な問題が回避され続けているこの構図

まったく興味深い。株式日記と経済展望 http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu71.htm このページは様々な記事をリンクして、その下にサイトの主催者がコメントを付けて行っていて、もう随分長いこと続いてらっしゃる。私も大分前に一回リンクされていた(丁…

 アメリカ兵と共に戦う日本兵、準備いいですか?

一応お当番かなと思うので、NYタイムス。 Two Japanese Journalists Die in Iraq Rocket Attack http://www.nytimes.com/reuters/news/news-iraq-japan.htmlロイター伝使用。特にめだった解釈、事実の断片らしきものというのも、私が知る限りではない模様。…

 米軍軍需品不足しているそうだ

With 2 Wars, U.S. Need of Munitions Is Soaring http://www.nytimes.com/2004/05/29/politics/29bullets.htmlもひとつNYT。 軍需品不足しているそうだ。米軍さま。とはいえ、兵器工場の名前はでているけど具体的な数値はないので(あたりまえか、こんなの…

呪文というのはあるのだ/NYタイムスを見てふと、合成の誤謬か?

しかしなんというか、次から次からもう・・・ではあるけど、これがつまり、かなりミニミニ版ではあるにせよ、戦争加担者の宿命ってことではあるのだろう。考えてみればこういうことをずっとアメリカは体験しているわけだ。兵隊とジャーナリストは違うと考え…

NYタイムス、イラクネタのいい加減さを認めてしまった

これもまた情報戦の一つだとは読むけど、でもすごいね、NYタイムス。 http://www.nytimes.com/2004/05/26/international/middleeast/26FTE_NOTE.html?8dpcイラクがらみの情報は、ちゃんと確認してなかった。ちゃんともたらされた記事が事実かどうかを確認す…

 読売、産経、焦っているとしか思えない

とりあえず今日の反応を置いておこう。プーチンのコメントとのとんでもない差異がとんでもなく気にかかる。[日朝首脳会談]「国交正常化を焦ってはならぬ」 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040522ig90.htm産経 「再調査」怒りあらわ 早紀江さん…

 信義しかないっしょ

なんかこう、冗談ではなく、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、という憲法の前文は次第にリアリティを持つような気がしてきた。その前に、この訳文、原文trusiting in the justice and faithは、公正さを求める頭と、それが正しいと判断したら決して…

公正さを求める頭と誠実さにかける以外に

ロシア、京都議定書の批准を急ぐ=プーチン大統領 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000823-reu-intロシア・EU首脳が会談、WTO加盟巡る協議妥結 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000102-yom-bus_allで、Mr. 京都議定書なん…

 世界再編成的メディア業界事情 薄暗闇編

私はこれを解説できる程知っているわけでもないのだが、寒い頃から何度か、いろんな、主にカナダのビジネス向けの雑誌に出ていて、それからEconomistがおっかけ(どっちが先かしらんけど)、USの証券取り引き委員会が出てきて、つまりは株主が大挙して苦情を…

フタをする・フタをされる

二三か月前の日本のいわゆるビジネス誌というやつを読む機会に恵まれて読んだ。面白かった。が、その中で、しばらくうなってしまった記事があった。昔日テレでキャスターをやってた桜井よし子さんのページだったのだが、靖国神社にA級戦犯を祀るなというのは…

すっかり忘れてたUSA Todayのイラク人アンケート

人質問題に気を取られてその後を過ごしていたのでうっかりしていたけど、4月 の終わりにUSA Todayに、イラク人のアンケートがでていた。 http://www.usatoday.com/news/world/iraq/2004-04-29-key-findings2.htm 結論としてとても冷静なイラクの皆様という…

 根本的な差異をあきらかにする、あきらめる

続き。 どうしてアメリカ一辺倒になったら国家は運営できないのか、の根本的な理由。アメリカには異文化、概算でイコールで異言語の共同体と「共存」しようという気がさらさらないから。こう言う言い方が気に触るのなら、別の言い方をしよう。異なるもの、他…

二重に特異的で生き残れるのか/根本的な差異をあきらめる

今日は朝からニュースを見ていない。いい日だ。さて先週書いた翻訳という事業をちゃんと国家規模にするべきだの続き。なぜそう考えるかと言うと、言うまでもないんだろうけど、このまま商業ベースだけでやっていたら、特定の本、論説が、時宜にまったく適さ…

なにか妙に政治臭ぷんぷん

朝日は何か意図を持っているのじゃないのかとまずそう思った。東宮大夫、「大変だったんだなと改めて感じた」 http://www.asahi.com/national/update/0512/021.html一昨日書いた皇太子様の発言についてのこの感想、なんなんだあんた、首だな、ではあるんだが…

長過ぎた補給線になるのかな

しかし「クセ」の悪い新聞だな、ニューヨーク・タイムスって。Torture Is Often a Temptation and Almost Never Works http://www.nytimes.com/2004/05/09/weekinreview/09glan.html拷問ってさ、やりたくなるんだけど、まず役に立ったことはないってことだそ…

ここで「自己責任」と言う人がいるかな?

<皇太子さま>欧州3カ国訪問前に記者会見 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000090-mai-sociと、毎日さんはとってもおだやかな見出しだが、これはタダ事ではないと思って各紙を見る。眠いんだおぉん。インタビュー内容は殆ど同じ、ただ一点面…

 議事録いいよ。

ふと・・・マスコミがダメだとはわかりきっているんだから、国の方針がどうなっているのかは国会の議事録を見るほうがダメだダメだと言っているより良いと思う。解釈の違いだの、適当なサマリーとかじゃすまないわけだし。テレビみたいに「いいとこ」だけ、…

外から見た2ちゃんねるby NYタイムス/議事録いいよ

Japanese Find a Forum to Vent Most-Secret Feelings http://www.nytimes.com/2004/05/09/international/asia/09toky.html?th2チャンネルがニューヨークタイムスで取り上げられていた。ま、ありきたりといえばありきたり。アメリカ人は意見をストレートに…

日本のこれからのための小さな提案

日本のこれからのための小さな提案。提案しているだけで、大きくでたなぁ〜ではあるんだけど、ま、しばらく考えていたことを一つ。マスコミが変わってくれることは、マスコミも私企業である以上読者たるお金を払う人が変わらなければ変わらない。売れなくな…

 なんでこんな両極端を比べるのだ?(私もだが)

先のショックな出来事への若干の補足。A-1 しかしアメリカだって先年来やまのようにすごい「しめつけ」やら圧迫やらをやっているではないか。Q-1 その通り。しかし違うことが1つある。それは、そのようにして「アメリカ人」になれとか、そうでなければ「ア…

すっかり弱気になる/日米とは最悪の組み合わせだ

米国人の“善意”拒む 人質航空運賃で在米大使館 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000142-kyodo-intアメリカ人のおっさんが出すといっていた2000ドルの小切手を、大使館が第三者から経費を受けとることはできないから返しますといって返したそう…

 未整備なのかそれともそれが日本的なのか

ある意味で、有田氏と並んでひょっとしてここ数年「不可思議」なポジションを与えられている人なのではないかと私がかねがね注目している勝谷氏が有名な日記の中で、今井クンが記者会見の中で誘拐した人々をテロリストとも呼ばないとなじっていた。http://ww…

 もっと簡単に言おう

もっと簡単にいえば、昨日まで(今も)、世界中にはいてすてるほどあるなんかヤワでなんかチンケかもしれないが、それなりに支持されているらしくある国家の体制とは、日本が持っているのは随分違うらしい、というニュースを振りまいておいて、そうして、今…

エビデンスと声明文がなけりゃ・・・/自分と他人

基本的に前から再々書いているように、現状にまったく合っていない法を持つよりは正しい手続きで改正することは、望ましいだけでなく法とはそもそもそういうものだという考えを持つ私は、決して憲法改正拒否論者ではない。変えて、その上でコントロールすべ…